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<<   作成日時 : 2007/11/14 09:15   >>

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福島社民党党首は民主主義を否定するのか?

11/12、改正テロ特措法が、衆院特別委で自民公明の賛成多数で可決されました。法案の内容についての言及はココでは置くとして、それに対する野党の反応ということで、各野党の幹事長、書記長や党首などがコメントを出していました。

特に噴飯ものは福島社民党党首のコメントでした。
彼女の言によると自公の多数決で決めたことは「数による暴挙」なのだそうです


民主主義においては、最終的には多数決によって全て事が決します。

このことは、なにも法案の採決そのものの場合だけの話ではありません。
そもそも、選挙で議員に選ばれる・落選する という時点から既に多数決が始まっております。
どんなに人格高潔な人でも、どんなに優秀な政治能力を持つ人でも、投票で多数を取れなければ議員になれませんし、逆にどんなに下らない輩でも多数票を取れば当選してしまうのです。

つまり福島氏が国会議員でいられるのは、彼女が投票という多数決に勝ったためであります。それに対して、「福島氏が多数票を取って当選したのは、社民党支持者による数の暴挙だ!」という者がいたらどうでしょうか?まともに相手をする人はいないでしょうね。

改正テロ特措法については、恐らく参院では否決されるでしょう。それは参院では民主党はじめ野党が多数派だからです。福島党首の言い方に従えば、参院で多数決により、言い換えれば野党の反対多数により、法案が否決されることは「野党の数による暴挙」ということになってしまいます。まともな人間の言う事でないのは明らかではないでしょうか?

繰り返しますが、最終的には「多数決で全て決まってしまうのが民主主義」です。
そして、少数派にとっては例え意に染まぬ結果であっても、その結果には従わなければならないのです。
もし多数決で決まったことでも、気に入らない結果には従わない、という人々がいたらどうでしょう?
例えば与党が、憲法9条を廃棄し、(積極的に)戦争が出来るための法案を出し、野党他の圧倒的多数で否決されたとします。
この時、多数決に従わなくて良い、ということになればどうなりますか?
「圧倒的反対多数という多数決には従いません、我々は法案どおり憲法9条も廃棄〜〜」と言われても仕方がないことになります。
多数決の否定は民主主義の否定につながるということを、福島社民党党首は些かも理解されておられないようです。

多数派のやるべきことは、可能な限り少数派の意見を取り入れたもの(法案でも制度でも何でも)にする努力をすることだけです。

100%の人間が満足できるものにするのは無理でしょうが、60%の人しか満足できないものより70%の人が満足出来るものを、80%の人が満足できるものを・・・。
この姿勢を失えば、現在の多数派は次回の選挙で多数派の位置を失うことになるでしょう(民主主義の理想から言えば、という条件付ですが)。




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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
Roverさま、こんにちは。

「野党の数による暴挙」はブログでも見かけるよく言葉ですが、それを言ったらお終いで、我が国のあり方をすべて否定することになってしまいますよね。
瑞穂さんはの発言には、時には笑い、時には本気で腹を立ててしまいます。
不思議惑星
2007/11/14 15:58
その発言、本当に揺らぎはないのか?
彼女のコメントを聞くたびに尋ねたくなります。
可哀想だからニュースでは流さないであげて、
全国に恥ずかしい姿を晒す事はないでしょう。と
ねむ
2007/11/14 20:26
不思議惑星様。コメント有難うございます。
メディアなども「数の暴挙」とか「強行採決」とか言い過ぎるような気がします。
現在のように、審議(とも言えないグダグダ時間稼ぎ?)ばかりで法案が1つも通らない状況ではどうにもならないと思いますね。大連立構想もその辺りから出てきたのでしょう。
Rover
2007/11/15 09:21
ねむ様。コメント有難うございます。
福島氏の発言は「揺らぎ」ばかりのような気もしますが。
彼女の発言を聞くと、引かれ者の小唄と言う言葉を連想します。
社民党の支持率が1%そこそこなのもむべなるかな、と言う感じですね。
Rover
2007/11/15 09:26
ごぶさたしてます。
この件に限ればご指摘はごもっともです。
ぼくがみるかぎり彼女のコメントで一番イタイ点は、レッテル張りが結論であることがほとんどだということです。
「多数による横暴だ」たしかにそうかもしれません。でも「横暴だ」なんて「ひどい」「やだ」「ばか」と同レベルのレッテル貼りでしかなく、で?といつもツッコまずにはいられません。3秒聞くだけでも時間がもったいないです。
tesa
2007/11/15 19:38
tesa様。お久し振りです。コメント有難うございます。
仰るとおり、福島氏のコメントは突っ込みどころ満載、という感じですね。毎度毎度、負け犬の遠吠えみたいなコメントを言うことに疲れないのでしょうか(笑)。こんなことばかり言っているから社民党の支持が減るのか、支持が減って焦っているから余計に支離滅裂になるのかは定かではありませんが。
「多様な価値観〜」に頂いたコメントへの御返事にも重なりますが、民主主義はある意味「多数派の横暴」の最たるものであり、ただ、専制や王政に比べ自分達の意見が反映される余地が多いという点で、少しだけマシな制度、ということでしょうか。但しこれは国民が賢明であること、というのが大前提で、衆愚政治なら「徳」のある君主に任せた方が良いケースもありますよね。悪いですがイラクはじめ中東各国の大衆を見ていると、あまり「賢明」という印象は受けませんし、中国の最近のゴタゴタを見ていても「天徳のある皇帝」を頭から否定するのもどうか?という気がします。日本国民も、衆愚政治に陥らないよう心したいものですね。
Rover
2007/11/16 09:29
福島党首の頭の中はどうなっているのでしょうね。発言どうりを本人が信じているのであれば、もう、救いようが無い気がします。スタンスとして、発言しているのであれば、いい加減にしなさい、と言いたいですね。政治は、心とは遠いところでするのでしょうか。福島さんを見ると、悲しみを覚えますね。
秋桜
2007/11/16 13:20
秋桜様。コメント有難うございます。
福島氏のためにもせめて、スタンスとして言っていると思ってあげたいのですが、どうも本気で信じているようで…。
社民党の支持が減って政党としての存在価値すら危うい状況で、今は民主党にくっついているしかないが、内心ではそれも無理があることは御本人も重々承知、そうは言っても今さら路線転換も出来ず、といったジレンマもあるのでしょうが、益々現実から遠ざかって行っているように見えます。
Rover
2007/11/16 18:39

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